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2005.7.26
INASOFT分店!?
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【管理人のひとりごと】

上に行くほど新しくなっていきます。

●2005/7/26

前回の続きを予定ではすぐに書こうと思っていたんですが、1ヶ月以上も空いてしまいました。

そのため既に書店でPCJapan 7月号は手に入らず、モチベーションが下がってしまいました。

ここ最近は、別館サイトを作っていまして、そちらのほうに時間をとられていました。内容もさることながら、少しはまともなHTMLを書こうなんて考えたものですから、やたら時間がかかってしまいました。

ちょっとレベルは高いかもしれませんが、興味のある方はご覧になってください。

●2005/6/22

パソコン雑誌は、かなりの種類のものが書店に置かれています。これらは、いくつかのカテゴリーに分けられるようで、自作系(WinPCなど)、インターネット情報系(Yahoo インターネットガイドなど)、ビジネス系(日経PC21など)、Windows追求型(Windows Startなど)、アングラ系(iP!など)、初心者マニュアル系(日経ビギナーズなど)、新製品PC購入ガイド系(日経ベストPCなど)、Win以外のOS系(MacFanなど)、などいろいろです。区分けは今適当に考えたんですけどね。

それらの中で、なにかと話題に出てくるのが「ネットランナー」だと思います。ぶっこぬき、悪用厳禁、禁断の合わせ技、といった挑発的なタイトルで、主に各種ソフトウェアのディープな(笑)使い方を紹介している雑誌です。

この本で得た知識に関する中途半端な質問を某巨大掲示板でしてしまうと、「ねとらん厨」と言われて露骨に罵倒されます。そのため、この本を読むような人は、厨、すなわち初心者のイメージで捕らえられがちですが、果たしてそうでしょうか?

私の周囲では、ねとらん厨のレベルにも達していない人がほとんどです。この本を読んで、「ルーターのポートが空けられるようになってShareが繋がるようになった」とか、「DVD Shrinkを使って2層DVDを1層にできた」とか、「ストリーミングをHDDに保存できた」とか、「特殊なダウンローダの設定で、ブラウザでは決して落とせなかったレアな子猫ちゃん画像(爆)をダウンロードできた」など、こっそり修練を積むことで、PCを使いこなす力がめきめきついてくるように思います。なお、このこっそりという部分は強調しておきます。図解も豊富で、丹念に読めば、必ず自分1人でできるはずです。

またこの本では、知名度が低く一般に知られていないがとても役に立つソフトがさらっと紹介されていることがあり、これは重宝します。私の場合で言うと、【GOM Player】、【OverDisk】、【Sandboxie】、【Regglass】などは、この本のおかげでその存在を知りました。立ち読みですけどね。

さて、同じソフトバンク社の雑誌ですが、PCJapanということになると、これは悪い話をほとんど聞きません。例の休刊騒ぎがあったにもかかわらずです。こちらは、ネトランと少しターゲットが異なるようですし、記事のレベルも少し上になるかと思います。ただし、外人の女性の顔の区別のつかない私には、書店で表紙を見ても、まだ立ち読みしていない新しいヤツなのか、それとももう読んでしまったモノなのかの判断に困ったりするのが欠点です。オジサンには、先月号は相武紗季、今月号は蒼井優という具合なら即座に区別がつきます(笑)。

そんでもって、やっと本題ですが、今月号(2005年7月号)のPCJapanは買いです。この雑誌、ずーっと【Bart's PE Builder】に力を入れて、特集、連載を組んでいましたが、今月号は、その総決算ということで、別冊付録が付いています。【Bart's PE Builder】をご存じない方のために説明しておくと、これは1枚のCDからブートできるWindowsです。KNOPPIXはLinuxですが、そのWindows版だと思えば、当たらずとも遠からじ。

うちのサイトの「起動トラブル」のコーナーに、これを入れるかどうかを当初悩んだのです。【Bart's PE Builder】のCDを一旦製作さえできれば、絶大なレスキュー効果があります。特にNTFSでWindowsを使っている方にとっては、KNOPPIXよりもずっと役立ちます。ただし、製作するまでの敷居が若干高いこともあって、私のコーナーでは一切触れませんでした。

しかし、今回の別冊付録があれば、多くの人が、何とか作れるんじゃないかという気がします。月刊誌の付録ですから、1ヶ月たてば入手が困難になります。980円の価値は十分あります。XPを使っている方には、購入しておくことを強くお勧めします。

長くなるので、この続きは次回。

●2005/5/21

価格ドットコムのウィルス騒動には多少ビビリました。問題になった週は結局訪れていなかったのですが、その前の週はメモリの価格とかをBestGateとここで調べまくっていました。

今になってみるとWindows Updateなどをきちんとやっておけば大丈夫だったらしく、それほど危険なやつでもなかったらしいのですが、それにしても恐ろしい時代になったものです。

主要な市販アンチウィルスソフトで対応していたのが、NOD32のみとか言うことで、販売元にはとても効果的な宣伝になったでしょう。ただ、今回はNOD32だったというだけで、「特定のこのソフトのみを使っていれば絶対に安心」ということは言えないと思います。

たとえば、【ANTIDOTE Super Light】のような、メインアンチウィルスソフトと干渉しないもので、定期的にスキャンする必要があるかもしれません。そのほかにも、スパイウェアとかトロイの木馬とかを専用ソフトでスキャンする必要性を考えると、PCで作業する時間よりも保守している時間のほうが長いなどという笑い話のようなことになるのかもしれません。

そんな中、イマイチ信頼できないファイルを入手してしまった(笑)。さてこれをどうしようかという時に、常駐しないけれども検出力抜群というようなアンチウィルスソフトがあると、大変心強い。ISOファイルなどでも中身を1つ1つ調べてくれる。フリーソフトだけど価格ドットコムの奴にも対応していた。というような夢のようなソフトがあります。【BitDefender】です。

今回は、【BitDefender】のページを作ってみたので、ご覧になってみてください。

●2005/4/27

ここのサイトも色々なネタを扱っていまして、プログラミング用のソフトを紹介しているコーナーもその1つです。その中には、個人的にお気に入りのソフトもありますし、記事を書く時にインストールしたけれども、とっくにアンインストールしてしまっているものもあります。アンインストールしてしまったものでも記事を載せている責任上、新しいバージョンが出たりすると一応試してみて、大きく内容が変わっていたりすると、記事を書き換えなければならないこともあります。

今回は Visual C++ 2005 Express Beta のバージョンアップがありました。このソフトに関しては超メジャーなソフトでもあり、事前にこの時期にアップデートがあるというのも知っていたのですが、正直言って、記事を書き直さなくても良い程度の変更であって欲しいなぁと思っていました。

ところがBeta2をインストールしてみたら、全然ダメダメ。Beta1も設定にコツがあるソフトで、そこを解説ページで解説していたのですが、Beta2ではことごとく、そこの部分が通用しない。自分の環境だけかと思って調べてみたら、海外フォーラムでもバグが話題になっていました。ということで、書き直しは必然的に決定。しかも、同時期にこのソフトと組み合わせる Platform SDK の最新版が出ていることを見つけてしまい、この部分も加筆せざるを得ない。

1つのバグは、フォーラムで解決策が載っていたのですが、もう1つはまったくのノーマーク。そこで、公式には引っ込められているBeta1を、直リンクでMSのサーバーからダウンロードしてインストールし、1と2でどこが変わったのか徹底比較。ようやく1日後に解決策を見つけ、記事を書き上げたのが、昨日の朝でした。

ところがやっと終わったと思ったら、、なんと今度はMS Japanが日本語版を配布開始。あっちゃーと思いつつ、日本語版を入手しようとしたらサーバーが重くて、数百MBのファイルを落とすのに 3KB/s。こりゃだめだということで、今朝5時に起きて、人がいない隙にダウンロード。インストールして、画像をキャプチャーして、バグが日本語版でも改善されていないことを確認し、記事を一部修正して、ようやく形になりました。

まあ苦労したので、VC++に興味のある方は読んでください

今回は苦労したので、アンインストールせずにしばらく遊んでみるかも。でもやっぱり、Visual Studio 2005 Express はC#を使うのが正しい姿だとも思いました。

●2005/4/7

「インターネットと既存マスメディアの融合」を訴えるホリエモンに対して、「そんなもの、とっくに取り組んでいる」と反論しているフジテレビ。その一環かどうかわかりませんが、この春から、FUJI TV BB COMPLEX 略してBコンがリニューアルしてパワーアップということらしいです。

ちょっとのぞいてみると、『戸部ちゃんできるかな?〜パソコン日曜大工編〜』が、なかなかおもしろそう。戸部ちゃんというのはもちろん同局のアナウンサーの戸部洋子さんのことで、「めざにゅ〜」のサブキャスターなので、出勤の早いリーマンの皆さんにはおなじみの方だと思います。フジテレビの女子アナといえば、ウッチー、あやパン、ナカミーと錚々たるメンバーが揃っていますが、戸部アナや、CX所属ではないけれど杉崎アナにも、コアなファンが多いのではないかと思います。

内容はと言うと、まだ1回目しか公開されていないのでなんともいえませんが、まあ安易な企画です。しかし、この安易さが逆に良い感じで、地上波とは違った魅力があるように思います。戸部ちゃんのキャラも、この番組に向いていると思います。フジテレビでいうと、BSフジの「宝島の地図」。あれも決して地上波では放送できないような番組ですが、万人向けを狙わず一部の’好き者’だけを対象にしたもので、この番組と似たようなニオイを感じます。

在京キー局も、柱となる地上波では、よほどの深夜枠でもないと色々制約があって冒険できない部分があると思いますが、BSデジタルとかブロードバンドとかの枝葉の部分では、今まで見れなかった「お気楽な」コンテンツをどんどん発信して欲しいと思います。

ところで少し前の週刊文春で、「ジジころがし」の女子アナの筆頭格として、フジテレビの中野美奈子さんとTBSの小林麻耶さんの名前があげられていました。自分が典型的なジジであることを再認識したしだいでありました。

●2005/2/22

おとといの日曜日の朝、子供と一緒に「マジレンジャー」を見ました。なんだか、前シリーズの「デカレンジャー」より、コスチュームが洗練されていない。セリフも「マジマジマ〜ジ」とか言ってダサい感じ。うちの嫁さんによると、かっこいいシリーズと、垢抜けないシリーズがあるのだとか。たとえば「ギンガマン」は後者にあたるのだそうで。そういえば、走り方とかが変だったような記憶が。

敵が巨大化するのはお約束なんですが、なんと今回は、スーパーロボットを呼び出すのではなく、マジレンジャー自ら巨大化するんですね。スーパー戦隊シリーズで、こういうのは過去にありましたっけ?そして極めつけは、最後の必殺技。夫婦そろって「あ、ゴレンジャーストームだ!」 って、おまい俺より6つ年下のはずじゃあなかったっけ?歳サバ読んでんじゃねえの。

ということで感慨と疑念にふけりながら、ぐぐってみたら、ゴレンジャーが放送されていたのは30年前、マジレンジャーは、スーパー戦隊シリーズ30周年の記念作品とか。ゴレンジャーストームは過去の作品へのオマージュというところのようです。同じような感慨にふけった中年が多いらしく、マジレンジャー&ゴレンジャーストームで、Googleで多数Hitしました。私のような40くらいの世代だと、「ゴレンジャーストーム」と立花兄弟の「スカイラブハリケーン」は必ず学校のクラスの仲間と練習したはず(笑)。

さて、日曜の午後からは、図書館で予約しておいた「電車男」の順番が回ってきたよと連絡があったので、早速お出かけして借りてきました。まあ、某INAS○FTの誰かさんのように買うほどのこともないなぁと思っていましたが、中年ねら〜のはしくれとして読むくらいは読んでおこうと。ついでに「猫でも」のプログラミング本も置いてあったので借りてきました。図書館って財布の寂しい庶民の味方です。

電車男ですが、噂どおりのなかなかのラブストーリー。これが実話かフィクションかということが議論を起こしているようですが、個人的にはどっちでもいいかな。ただ、20代前半の男が電話をするときに「ダイアルする」とは言わないだろうという意見を読んで、「ダイアルする」に何の違和感も感じなかったことに年齢を感じる今日この頃なのでした。

●2005/1/31

マイクロソフトの「サポートオンライン」というと、windowsの発売元が発信している情報なので、当然、公式見解であると一般人は受け取るわけです。

「サポートオンライン」の記事は、役に立ちますが、ほとんどのページが多少堅い感じで書かれています。

でも、なかには、初心者を意識したような、読みやすいページも用意されています。

今回、デフラグの事を扱ったページを読んでみました。
そのページからリンクされているデフラグの実行方法を解説したページを見て、へぇ〜と思いました。

MSもデフラグはセーフモードで行うものだと考えていたんですね。もしかすると次期OSでは、自動的にセーフモードに入ってデフラグする機能が標準搭載されるかもしれませんね。

●2005/1/15

ず〜っとチマチマと校正し続けていた「緊急起動ディスク」と「回復コンソール」のコーナーが、一応出来上がりました。

緊急起動ディスクの応用編の最後の章は、一般的なブートトラブルについて、できるだけ噛み砕いて書いたつもりです。取り扱っているネタが上級者向けのものなので、どうしても難解なものになりがちなのですが、同種のネタを扱っているサイトの中では、実践的で分かり易いのではないかと自負しています。

回復コンソールの方ですが、一般的に回復コンソールという名前は聞いたことがあっても、どんなものなのか良く知らないとか、とっつきにくそうとかのイメージがあると思います。このコーナーの方法を取ることで、メーカー製のパソコンをお使いの方でも、現在の環境に干渉することなく回復コンソールを使用することができます。ファイルシステムがNTFSの場合、NTFSの詳細をマイクロソフトが公開していないこともあって、できればマイクロソフト製のツールで修復するのが安心です。1つ作って持っていてはとお奨めします。

ところで、当サイトでは「ファイルの拡張子を表示する方法」という初心者向けのコーナーがあります。初心者がパソコンを覚えるときに、私が大事だと思うことが2つあります。それは

  1. ルートを頂点として、フォルダ・ファイルが階層構造になっていることを理解する。
  2. ファイルには大別して2種類の物(データを記録しておく物と、そのデータファイルを取り扱うための物)があることを理解する

データファイルにも、文章とか画像とか音楽とか色々な種類がありますが、幸いなことに拡張子という仕組みがあって、たとえばtxtなら文章だなと判るわけです。そしてそのtxtファイルを読んだり書き直したりするために、「メモ帳」のようなテキストエディタというプログラムがあるのです。そこにdllという共有ファイルや、iniファイルや、レジストリなどが複雑に絡み合ってくるのですが、基本的に上の概念の範疇にあります。

あるファイルがあって、そのファイルはどういう性質のものなのか、どのようなアプリケーションで取り扱えばよいのかという事を理解するためには、拡張子を表示するという設定がその第1歩だと思うのです。(どうしてマイクロソフトが拡張子を表示しない設定をデフォルトにしているのか理解に苦しみます。) それを理解できれば次に、いつもアプリケーションを先に起動しておいてファイルを開くだけではなく、逆にファイルの方から適切なアプリケーションを呼び出せたら便利なことに気付き、その仕組みが関連付けなんだというふうに、知識が次第に深まっていくことになります。

かくもファイルという概念は基本的なものなのですが、今回のブートのコーナーでは、ファイルの体をなしていないがとても重要なデータを保持しているMBRやブートセクタというものを扱っています。これらは、ハードディスク上に、ファイルとしてではなく、直接書き込まれているデータやプログラムです。

これを扱うアプリケーションがセクタビューアです。ハードディスクに書き込まれているデータを、セクタ単位で直接読み書きするもので、ローレベルエディタとも呼ばれます。ところが、配布されているものが意外と少ないんです。NT系ではMS純正の【Disk Probe】があるから良いとして、9Xでは【論理ディスク アクセスツール】と【セクタリーダ】くらいかな。

ハードディスクじゃなくてCDをセクタ単位で見たいときもあるんですが、これだと、【CDRWIN】か【かんべ】というところでしょうか。フロッピーだと【でぃす君】とか。

まあ普通はあまり使わないものですが、「ファイルがないところにも実はデータがある」というのは興味深い事実です。DOSフォーマット済みとして売られているフロッピーを未使用のうちに【でぃす君】で覗いて見て下さい。ブータブルCDは普通のCDとどこが違うのでしょう。パケットライト用にフォーマットしたらどうなるんでしょう。全くの未使用のCD-Rは?USBメモリスティックの中はどうなってるんでしょうか?

興味は尽きませんね。こういうことに興味が出てきたら、もう脱初心者です。


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