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2003. 3. 17
INASOFT分店!?
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【管理人のひとりごと2003年3月】

上に行くほど新しくなっていきます。

●2003/ 3/17 22:45

いろんなソフトを入れてるんで、しょっちゅうアップデートすることになるわけですけど、アップデートしても、どこが変わったっちゅうねん!というのも多いし、前の方が良かったなんてこともしばしばです。そんな中で、最近、これはアップグレードして良かったなぁというのが、Windows Media Player 9。ウチのは、Me版で、7から9へのアップだったけど、はっきり体感できるほど軽快になりました。

最初、窓の杜で、これが出たって記事が出て、さてどうしようかなぁと思っていたんだけど、2ちゃんねる見たら、なかなかイイ!とか書いてあったし、なんか9だけで見れるsabraの吉岡美穂ちゃんのコンテンツが結構スゴイとかいう話で、入れてミホ!とか書かれちゃうと、これを入れなきゃオトコがすたるってなわけで、速攻インストール→→→で大成功というわけです。

しかし、いつのまにかストリーミングも1000Kbpsの時代になってたんですねぇ。ウチはフレッツ1.5Mだったんで、ちょっと条件悪いとコマ落ちするんだよね、これが。

ということで、今日から、モア12Mになりました。よっしゃ〜!実際は3.5Mだったけどね。まあ、3Km以上離れてるから仕方ないや。で、sabra見たら、おおキレイじゃん。月々の料金100円しか違わないし、これも大成功だったかなと。でもsabraって、もう前のコンテンツ見れないじゃん。せこいぞ!コラ!

●2003/ 3/16 18:40

仕事の関係で、Docuworksの文書を読まなくちゃいけないことがあるんで、そのviewerを入れてあるんです。一部では、PDFよりもいいよなんて話もあるようですが、まぁ、一般的ではないですよね。

その点PDFは、かなり浸透しているんじゃないでしょうか。えっと、ビジネス上の話じゃなくて、コンシューマ向けでも。これは、ほとんどのメーカー製PCに無料のAcrobat Readerがプレインストールされていて、ブラウザにもプラグインされているという、数の力ですな。「普及しているものが標準だ」というわけです。ゼロックスのページでも、前述のDocuworksの説明書がPDFファイルだったりするわけです(笑)。

個人的には、PDFファイルは、ローカルのファイルでも、ブラウザで開く場合でも、Acrobat Readerが重くて、ちょっとイライラしてしまいます。もうちょっと、軽くならんのかあ!

で、PDFを読む方はともかく、作る方はどうかというと、これは、「Acrobat (Acrobat Readerじゃないよ)が必要だから買ってね」とAdobeは言うわけ。喩えて言うと、無料のDVDソフトを配って、隣で高価なDVDプレイヤーを売っているようなもんですな。いや、ちょっと違うかも知れないけどね(笑)。とにかく、あこぎな商売。んでもって、Acrobat高いんだ、これが。

というわけで、会社のPCはともかく、大多数の個人は、PDFに関してはROMに徹するわけです。

しかし、今年になって、ちょっと状況が変わりました。【疾風】で有名なPAPYさんのところで、一連のPDF関連ソフトがリリースされ始めました。すべてフリーソフトとして。PDF関連でフリーというのは、特に日本では珍しいかと。

それで、PAPYさんのシリーズは、わざと単機能に分けて、いくつかのソフトに分けてあるんですが、どれもみんな使いやすくて、感動モノです。いつも見慣れているテキストファイルも、PDFでみると新鮮な気分になります。また、2つのPDFを結合したり、しおりを作ったりと、今までやりたかったことが、簡単にできるようになりました。

しかし、PDFに変換できるのは、今のところ、テキストファイルと画像ファイルだけなので、WordやExcelで作ったものは、直接PDFに変換できないというのは、やはり痛いところ。

ということで、Acrobat以外の、(安い)PDF変換ソフトを調べてみました。

まず、フリーなやつ。(ただし使うたびに、メーカーのサイトをブラウザで開きに行きます。)

PDF995

外国語ソフトなので、日本語のフォントを使う際には、若干の設定が必要です。でもフリーで使えるということで結構有名なため、解説ページも見つけやすいでしょう。詳しくはググってください

次に、シェアなサードパーティー製のソフトをいくつかあげます。みんな試用版がダウンロードできます。シリアル入れると正規版になるってやつです。まず、

FinePrint pdfFactory

試用版のときは、印刷のときに試用版って出るんですが、個人や気のおけない仲間内でしか使わんよって人は、永久に試用版で使い続けるという手もあります。ただしバックグラウンドで常駐しますので9Xの人は注意。それから次は

Docucom PDF Driver

これは結構気に入りました。というのは、PDF変換するときに、ソフトによって出来上がったPDFファイルサイズがかなり違ってくるんですが、このソフトで作ると、割と小さなサイズで仕上がります。圧縮率の選定も多彩です。まあ、元のファイルとの相性とか、得意分野とかあるのでしょうが。このソフトは、MS OFFICE用に最適化するオプションがあるので、MS OFFICEとの連携を考えている方には魅力です。試用中は背景に透かしが入ります。思ったほど邪魔にはならないので、これも個人的使用に限れば、永久的に試用版で使ってもいいかも。

ところで、これらのソフトの使い方ですが、ちょっと変わっていて、プリンタドライバのように振舞うことで使用します。すなわちインストールすると、コントロールパネルのプリンタの欄に、新たな仮想プリンタが追加されます。実際に使うときには、変換元のファイルを何か専用のアプリで開いて、「印刷...」を選びます。すると、印刷のダイアログボックスが開くと思うので、PDF変換ソフト名の仮想プリンタドライバを選び、(必要ならばプロパティで詳細な設定をして)印刷OKします。すると、実際には印刷作業は始まらず、ファイルの保存ダイアログボックスが開きます。ここで、好きな名前をつけて、好きな場所に保存すれば、PDFファイルに変換されたファイルが出来上がります。

次に紹介するのは、上のような特殊な使い方ではなく、右クリックの「送る」や、デスクトップ上のアイコンにドラッグ&ドロップすることで、元ファイルをPDFファイルに変換します。こちらの方が、直感的な操作と言えるでしょう。

Scanbox Pro イメージ変換

このソフトは、30日間は普通に使えて、その後60日目までは試用版である旨が表示され、その後は使用するたびに15秒間のCMが表示されるとか。ということは、それを我慢すれば、出来上がったPDFファイルは制限なしの普通のPDFファイルってこと?試していないんで判りませんが、もしそうなら、仕事でも使えるかも。どうせPDFに変換することなんてめったにないし、15秒くらいいいかなんてね。まあ4000円ですから、そんなCM見たくないという人は、レジストしてください。

と、まあいろいろあるわけです。他にもありますので、興味のある方は調べてみてください。

ところで、意外と知られていないんですが、案外、買わなくても、気がつかないうちに、PDF作成ソフトが既にインストールされているなんてことがあります。Adobeの【Photo Delux for Family】っていうソフトが、プレインストールされていたり、周辺機器の添付ソフトに入っていたりしませんか?これをインストールすると、【PDF Writer】というソフトが自動的にインストールされます。プリンタドライバタイプのソフトです。もしやと思う方は、プリンタフォルダをのぞいてみてください。機能はイマイチだけどね。

あと、思わぬソフトが、PDF作成機能を持っていたりします。【E-Typist】はOCRソフトですが、PDF形式で保存できます。エントリー版は残念ながらダメですけど。それから、これは未確認ですが、Open Office orgは、PDFでの保存ができるという噂です。

まとめですが、PDFも時と場合によっては使い道があります。Word文書をメールに添付すると、「読めないぞ!ゴルァ」なんてこともありえますが、先方がAcrobat Readerを持っていれば、意図したレイアウトで見てもらえる可能性が高い。よく、ペーパークラフトをPDFで配布しているサイトがありますが、レイアウトを崩したくないときなんかは良さそうです。一度試してみては。

●2003/ 3/ 4 0:10

「すっきり!!デフラグ」が非公式ながらも【diskeeper Lite】に対応したのは、ユーザーの方から強い要望があったからだと思うのですが、せっかく対応したら日本国内の配布先が配布を取りやめたことで、矢吹さんもがっかりということのようです。

しかし、多分この手の要望は尽きることがないと思われます。昔から、【Norton SpeedDisk】に対応してほしいという声はあったようですし、現在は、あんなのもこんなのも出てきましたからね。

ただし、あんなのも、こんなのも有料ソフトですから、おそらく矢吹さんが購入してまで、対応することはなさそうです。あんなのの方は体験版こそありますけどね。

ず〜っと、矢吹さんの言動をみていると、彼が決して、デフラグ・マニアというかヘビー・デフラグ・ドランカー(略してHDD?)ではないことがわかります。「すっきり!!デフラグ」が誕生したいきさつなんかも、どこかに書かれていましたが、たまたま彼の持っていた技術が、デフラグの実行に応用が利いたということであって、「デフラグまずありき」ではなかったとのことです。

ところが、すっきり!!のユーザーのほうは、HDDの人が、かなりいるんじゃないでしょうか?彼らは、とにかく少しでも良いデフラグの方法はないかと、日々粉骨砕身の努力をしてますからね。

たとえば、あなたが小学生のとき、12色の色鉛筆を持っていたでしょう。そのとき、箱に書いてあるとおりの順番に、白・肌色から最後の黒まで完璧に整頓していないと、すっごく気持ち悪かったという人がHDDですね。こういう人は、たとえ100色セットを持っていても、決して妥協はしません。藍色と紺色が入れ替わっていたりしたら、発狂しそうになりますね。

ところで、あんなのも、こんなのも2k・XP系のみの対応ですね。9Xは段々過去の遺物になっていくのかなぁ。