最初から、ちょっと趣旨が違うのですが、参考書を紹介しておきます。「プログラムはなぜ動くのか」という本です。この本は、結構売れたらしくて、ちょっと大きな書店ならば、必ずといっていいほど置いてあります。特定のプログラミング言語を解説しているわけではなく、もっと基本的な、どのような仕組みでコンピュータが動いているのかということについて書かれている本です。まったくの初心者には、少し難しいかもしれませんが、ちょっと壁に突き当たった頃に読むと、ああ、なるほどなと思える本だと思います。
もう1冊は、「はじめて読む8086」という本です。この本は、1987年の発行ですから、ものすごく古い本です。書店では相当見つけにくいでしょう。Amazonからの購入がお勧めですが、いつまで在庫があるかわかりません。前述の「プログラムはなぜ動くのか」を補完する意味でも、かなり役立ちます。アセンブリ言語について、解りやすく書かれています。16ビット時代の本ですが、現在でも基本的概念は十分役立ちます。「Cのポインタが難しくて解らない。なぜポインタなんてものがあるんだ?」という方にも、とってもお勧めです。(ポインタのポの字も出てきませんが、ポインタの基本概念が霧が晴れたようにわかるようになる…可能性があります。)
とりあえず、2冊で4000円。内容を考えると、お得だと思います。
次章からは、表題どおり、完全無料に徹します。(いや、でも書籍紹介はするかも知れません。)