各種メッセージ
MSX2CABを使用中に表示される各種メッセージについて説明します。
このメッセージは、成功時のものです。
ファイルを1つも抽出できなかったときに出るメッセージです。画面に書いてあるようなことが抽出できなかった理由です。
cab形式の圧縮ファイルが対象ファイルに内包されていたり、外部の関連ファイルとして存在していたりすることがありますが、この圧縮ファイルを解凍してもファイル名が正しくない場合があります。そこで、解凍しただけのファイル名と、本来インストール作業をしたときの最終的なファイル名を並列表示したHTML形式の対照表を出力するのが【MSX2CAB】の特徴です。この情報が対象ファイルに含まれていた場合に、このメッセージが表示されます。
抽出先フォルダ内に対照表ファイルが作成されているので、そのファイルをブラウザで開くと、下図のように表示されます。FileName列で、|で区切られているものは、8.3形式のショートファイル名とロングファイル名だったりするので、気をつけてください。
オプションの「SummaryInformation表示」にチェックされており、なおかつ実際にSummaryInformationデータが存在した場合には、上のような画面が表示されます。表示されるだけで、保存はできません。
【MSX2CAB】拡張版のオプションの「DigitalSignature表示」にチェックされており、なおかつ実際にDigitalSignatureデータが存在した場合には、上のような証明書が表示されます。表示されるだけで保存はできません。
なお、参考に表示しているだけなので、「証明書のインストール(I)...」などのボタンは押さないほうが良いでしょう。
MSI/MSP/MSM以外のファイルがドラッグ&ドロップされて指定されたときには、一応確認のメッセージを出しています。拡張子がPCPのものなど、もしかすると何か出てくるかもしれませんので、調べたい時は「はい(Y)」でかまいません。何も抽出するものがなければ、そのように結果表示されるだけであって、変なファイルを指定すると壊れるとか言う意味ではないです。
拡張版はXP以降のWindows専用なので、上のようなエラーメッセージが出て起動できません。通常版をお使い下さい。