基本操作


■【MSI2FILE】の使い方

【MSI2FILE】の使い方は、きわめて簡単です。

msi2file.exeを起動すると以下の画面が表示されます。

起動時の画面

あえて説明するまでもないシンプルな手順です。上図の順に3つのボタンを押していくだけです。

また、1のボタンを押す代わりに、Msiファイルのアイコンをこの画面上にドラッグ&ドロップしてして入力することもできます。

2のボタンで指定する抽出先は、当然書き込み可能な場所にする必要があります。たとえばCD-ROMが入っているCDドライブなどを指定しては当然駄目です。また、フロッピーディスクなどでも、十分な容量が無い場合は駄目です。たとえば3MBのサイズのMsiファイルの抽出先として、1.4MBのフロッピーでは溢れてしまって書き込めません。実際には、圧縮を解除しますし、作業中に中間生成ファイルも作られるので、300KBのMsiファイルでも溢れて無理ということも十分ありえます。ここは十分な余裕を持つハードディスク上などの場所を指定してください

3のボタンは、1と2の設定が済んでいないと、薄字表示になっていてボタンを押せません。きちんと設定すると、通常表示になって押せるようになります。

もう1つの注意点は、2の欄で、あまりに長いパスの場所を指定すると、その後の抽出作業が失敗することです。これは、Msiファイルに含まれるファイル名が70文字以上に及ぶような場合がよくあり、プログラムの制限上、このような仕様にしてあります。そのため、あまり長いパスの場合は警告を出すようにしてあります。ただし、常識的な範囲では、あまり気にする必要はないかとは思います。

抽出作業が終了したら、【閉じる】ボタンで終了して下さい。