/拡張子を表示する/


このサイトでは、LZHだのEXEだのと、さかんに書いてあるのですが、自分のパソコンでは、そんなの表示されないぞと思っている初心者の方もいらっしゃるかもしれません。実は、パソコンを買った時のままの設定にしていると、下図のように、拡張子が表示されません。

拡張子とは…

ファイル名の末尾にピリオドで区切って付ける1〜4文字の英数字で、ファイルの種類を表わす目的で使われる。たとえばMicrosoft Wordは「doc」、Photoshopは「psd」、PageMaker 6.5Jは「p65」など。「用語事典原稿.doc」のように用いる。作成元のアプリケーションを表現するだけではなく、「html」や「gif」、「jpg」など、ファイルのタイプを表わすものもある。MS-DOSやWindowsでは、アプリケーション・ソフトが作成したファイルに3文字の拡張子を自動的に付ける。 (マッキントッシュ用語辞典より)

拡張子なし
    拡張子がないので、詳しいファイルの種類がわからない。

 上の図では、例として16個のファイルを表示しています。アイコンが異なっていることから、種類の違うファイルなんだろうなということはわかりますが、イマイチ情報が不足しています。これは、拡張子という.***の部分が、表示されていないからです。(例外として、12のファイルには、.sysという拡張子が表示されています。これはシステム関係の情報が収納されたファイルであることを示しており、このように、拡張子を消せない種類のものも、いくつかあります。)

 拡張子を表示させることは、初心者脱出の第一歩です。拡張子の特性を見極め、その特性に合った取り扱いをしてあげることが、パソコン上達につながります。

 それでは、拡張子を表示する方法を、説明します。このページでは、Windows Meを例にしていますが、2000/XPでも同様です。Windows 98では、下図の「ツール」のところで、代わりに「表示」を選ぶところが違うだけです。Windows 95では、更に「フォルダオプション」ではなくて、「オプション」になります。もし解りにくければ、Googleで「拡張子の表示」で検索してみて下さい。自分のOSに合ったわかりやすい図解入り説明が見つかるはずです。

プルダウンメニュー
メニューから、「ツール」を選び、ドロップダウンしたメニューの中から、「フォルダオプション」を選ぶ。

フォルダオプション
「表示」タブを選び、「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックをはずす。その後、「OK」で確定。

拡張子表示
上図のように、それぞれのファイルに、その種類を表す拡張子が表示されるようになる。3と5のように、同じアイコンなのに、実は違う種類だったということもありえる。また、4と11と15のように色違いのものもあって、アイコンの形だけで覚えておくのが難しいタイプのものもある。(アイコンは、お使いのパソコンによって異なります。なおショートカットの拡張子.lnkのように、この設定をしても拡張子が表示されないものもある。)


以上のような操作で、拡張子が表示されるようになりました。実は、OSであるWindowsもこの拡張子を使って、ファイルの種類を判断しているのです。(たとえ非表示にしていても。) こちらのページで、ちょっとした実験をしているので、ご覧下さい。


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