前頁でパソコンとデジカメの間で、画像ファイルのやり取りができるようになりました。
次に、あなたのデジカメの画像ファイルを再生する能力を確かめます。デジカメは自分自身が撮影した画像ファイルを再生する能力のほかに、他のデジカメで撮影した画像ファイルやデジカメ以外の画像ファイル(JPEG)を読み込んで、液晶パネルやAV出力で再生する能力を持っているのです。ただし、その能力には製品やメーカーによってかなり差があります。自分のデジカメがどのようなタイプなのか、このページで実験します。
まずカタログや取扱説明書でお手持ちのデジカメの記録画素数を調べます。購入するときには300万画素とか500万画素だとかにこだわった方も多いと思いますが、ここで調べるのは、1番下のモードでの画素数です。(動画モードの数値ではありません。)具体的に言うと640×480ピクセルというデジカメが最も多いと思いますが、それより大きい値のデジカメもあるでしょうし、いわゆるおもちゃデジカメではもっと低いものもあるでしょう。
ここでは最も一般的な640×480ピクセルのサンプル画像を2つ用意しました。それぞれのサムネイルをクリックして、表示されるウインドウの画像を右クリックして、「名前をつけて画像を保存」でパソコンのハードディスク上に保存しておいてください。
サンプル画像(EXIF)
下のサムネイルをクリックすると拡大します。
サンプル画像(非EXIF)
下のサムネイルをクリックをクリックすると拡大します。
それではまず、パソコンの設定の確認です。ファイルの拡張子を表示するように設定します。この設定になっていない方は、「フォルダオプション」で「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックをはずしてください。
次に、ダウンロードしたサンプル画像ファイルの名前を変更します。まず前頁で撮影した画像ファイルの名前を確認してください。例えば、P9050001.jpg とかIMG_0001.jpg とかDSCF0001.jpg とかの名前になっていると思います。(カメラメーカーによって個性的な名前になっていることがほとんどです。) この2枚の画像ファイルの数の多い方の末尾に1または2を加えた名前に、ファイル名を変更します。例えば前頁の2つのファイルがP9050031.jpg とP9050032.jpg ならば、青いサンプル画像をP9050033.jpg に、赤いサンプル画像をP9050034.jpg に変えるという具合です。
それが終わったら、前頁と同様の方法で、青いファイルと赤いファイルをデジカメ側にコピーしてください。そしてデジカメ単独で、画像の再生をしてみてください。さて、どうなりましたか?