第3章　デジカメとPCの接続方法

• USB（マス）ストレージクラス対応デジカメ
  USBケーブルでつなぐと、パソコンからみてデジカメはリムーバブルディスクと認識されます。Windows標準のエクスプローラーを使ってパソコンとデジカメ間でファイルを自由にやりとりすることができます。USB接続の外付けMOドライブのようなイメージを持っていただければいいでしょう。
• USB（マス）ストレージクラス非対応デジカメ
  USBケーブルでパソコンとデジカメをつなぐことは可能だが、ファイルの転送には専用ソフトが必要なタイプ。FujiのFinepixViewer、OLYMPUSのCAMEDIA　master、CASIOのPhotoLoaderなどのメーカー指定ユーティリティーソフトを用いてファイルの移動を行います。

デジカメからSDカード・コンパクトフラッシュ・メモリースティックなどの記憶媒体を取り出して、カードリーダ/ライタに挿入してファイルのやり取りをします。自分の持っているデジカメの記憶媒体に適応したものを選んでください。パソコンからは、カードリーダ/ライタはリムーバブルディスクと認識されます。IEEE1394接続のものもあります。ノートPCなどでPCカードスロット経由のものもあります。

デスクトップPCの内蔵ベイに、カードリーダを組み込む方法です。フロッピードライブ兼用型もありますし、内部でUSB接続になっているものもあります。使い方は、２の外付けUSB接続カードリーダ/ライタと同様です。

またノートPCなどでも、直接記憶媒体カードを挿入できるスロットを持つものもあります。

スマートメディア・メモリースティックなどには、フロッピーディスクドライブで読み書きできるようにするためのアダプターがあります。ただしほかのアダプターに比べて高価で転送速度も遅いため、USB端子もPCスロットもないパソコンの方以外にはオススメしません。