タイトル | : Re: "ntoskrnl.exe が存在しないか壊れている" |
投稿日 | : 2010/08/12(Thu) 21:23:45 |
投稿者 | : UiUicy |
2番目の質問に答えると、存在しないのが正常です。あなたが見たMSのやり方は、XPインストールCDが別途必要です。私のサイトで紹介している回復コンソールCDはフロッピー6枚分の起動ディスクをCD形式にしたものに過ぎません。XPインストールCDは、インストールディスクでもあり、回復コンソールを起動する機能もあるのです。ただし当然ですが1万円以上する有償の商品です。そして残念ながらメーカー製プレインストールマシンには付属してきません。
さてそれではどうするかと言うと、あなたがウルトラISOで作った回復コンソールCDイメージ(ISOファイル)がありますよね。そこにウルトラISOを使って、ntoskrnl.exeを追加します。
それではntoskrnl.exeをどこから調達してくるか。もう1台XPのPCがあれば、そのPCでC:\windows\system32の中を探してください。
もう1台XPがない場合には、XPサービスパックの中から抽出します。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&am ..... 22559d164e
ダウンロードした長ったらしい名前のISOファイルを解凍してください。するとWINDOWSXP-KB936929-SP3-X86-JPN.EXEと言うファイルが出てくるのでまた解凍します。するとi386フォルダの中にntoskrnl.ex_が見つかります。それをntoskrnl.ex_.cabというふうにリネームします。要するに拡張子をcabにするんです。そして解凍。すると、ntoskrnl.exeが出てきます。
このntoskrnl.exeを、回復コンソールイメージを開いているウルトラISOの右上ペインにドラッグアンドドロップすると追加されますから上書き保存してください。
これをCD-Rに焼いて、回復コンソールを起動し、CDドライブがD:だとすると、MSの解説ページ手順10の段階で、expandコマンドの代わりに
copy D:\ntoskrnl.exe C:\windows\system32\ntoskrnl.exe
と実行してください。
以上の操作で新しいntoskrnl.exeがC:\windows\system32に書き込まれます。
ただし、"ntoskrnl.exe が存在しないか壊れている"というエラーは、ntoskrnl.exeが存在しないとか壊れているとかいう理由で出るとは限らず、その他の要因でも起こりえるので、その場合はこの操作では治りません。