タイトル | : Re: インストール用起動ディスクのCD化 |
投稿日 | : 2010/04/18(Sun) 10:55:23 |
投稿者 | : UiUicy |
当サイトの「1CD回復コンソール作製法」のコーナーは、たしかにマイクロソフトが配布している6枚のフロッピー ブート インストール用起動ディスクを作るためのインストーラーを利用してはいますが、目的は回復コンソールを起動するCDを作成することです。すなわちRキー・Enterキー・F3キーを選ぶときに現実的な選択肢はRキーのみです。
CDブートでXPのインストールをしたいのならば、わざわざ回復コンソールCDを介して起動する必要はなく、製品XPインストールCD自体がブータブルなので直接そのCDからブートすればよいのです。つまり、「インストール起動用CDを作りたい」という要望には意味がないわけです。
それではなぜ、MSがフロッピー6枚からインストールCDを起動するためのファイルを配布しているかというと、それはCDからブートできずFDからしかブートできない(昔の)PCのためです。現在でこそCDからブートできないPCなど考えられませんが、以前はそういうPCもあったわけです。そこでフロッピーディスクから起動しておいて、CDに橋渡しするような方式を可能にしているわけです。
当サイトの方法で作った回復コンソールCDは、機能的にフロッピー6枚をあわせたものとなんら変わりません。しかし媒体がCDドライブを占拠するので、Enterキーを押した時にCDドライブに入っているのはXPインストールCDではなくインストール起動用CDのわけです。ですからEURAがないとエラーが出るわけです。もしどうしてもということならば、Rキーなどの選択画面が出たときにCDドライブをオープンしてインストールCDと入れ替えて、それからEnterキーを押せば上手く行く可能性があります。まあ、前述のようにわざわざこんな面倒なことをする意味は無く、最初からインストールCDを入れとけば良いわけですが。