タイトル | : Re^8: vistaのCHS |
投稿日 | : 2009/11/19(Thu) 19:53:45 |
投稿者 | : UiUicy |
No.2250で書き込んでいただいた情報から分ることのみ書いておきます。
まず、HDDのパーティション構成ですが
1.Dell Utility 基本領域 78.4MB(DELL特有の隠し領域)
2.Dell Factory Image Restore用 基本領域 10GB(出荷時に戻すためのリカバリ領域)
3.アクティブな基本領域 60GB (いわゆるCドライブ)
4.拡張領域 約160GB
この第4領域の情報が破壊されている為、メチャクチャなデータになっています。
なおCHSの境界ルールで言うと、第1領域のDell Utilityは0/1/0〜9/254/62とキレイですが、第2領域は10/18/8〜1315/124/24と無茶苦茶です。しかし開始セクタが161792なので、1セクタ512バイトであることから82837504バイト、これは1メガバイト、すなわち1048576バイトで割り切れるので、Vista方式を満たしています。Cドライブ先頭位置も同様にVista方式を満たしています。
しかし拡張領域の先頭で、Vista方式も境界ルールも満たさない位置が先頭として認識されています。
おそらく、使用したパーティションソフトがVista非対応のものであった為に、このようなエラーが生じたと思われます。
このソフトを使用した結果、現在いずれかの状態に成っているかと思われます。
1.Dドライブのファイルなどはきちんと後方(すなわち改変後のCドライブの後方)に移動されており、パーティションテーブルや拡張パーティションブートレコードが壊れているだけ。
2.Dドライブのファイルの移動はされておらず、現在のCドライブの後半部分と重複しているため認識できない。しかしファイルのバイナリは上書きされていない。
3.Dドライブのファイルなどのデータは、ことごとく損傷しており、回復は不可能。
どれであるかは分らないので、これまでにアドバイスしたとおり、Cドライブをパーティション操作ソフトで当初の30GB未満に縮小し、その後TestDiskでDを探すのが、無難な策であると考えられます。
またこれが出来ない場合、Dドライブの復旧は諦め、ファイル復元ソフトで、可及的に壊れていないファイルのみを拾い出すという方針に切り替えるのが現実的かと思います。