タイトル | : 参考:Ubuntsでの修復方法 |
投稿日 | : 2009/11/17(Tue) 12:12:45 |
投稿者 | : UiUicy |
手元にUbuntsがあったので、VMWARE上のXPで実験して、一応成功したので紹介しておきます。
◎Ubunts入手先
http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/download
ISOファイルが良いと思うので、9.04のCDイメージを富山大学からダウンロードして下さい。(3つのリンク先の中身は一緒です)
次にコレをCD-R(W)に焼いて下さい。ISO焼きの方法は分かりますよね。
そして完成したCD-R(W)を修復対象のCDドライブに入れて、BIOSでCDをHDDよりも優先起動にして、CDからUbuntsを起動して下さい。
1.初期画面が出るので、「コンピュータに変更を加えないで…」を選んでEnterキーを押します。(30秒放置でもOK)
2.プログレスバーが動くのでひたすら待つ。
3.黒画面になるが、待つ。するとデスクトップが出ます。タスクバーは画面上部だと思います。
4.タスクバーの「場所」をクリック。ドロップダウンメニューから「*GBのメディア」というCドライブを示すものを選んでクリック。分からなければ一旦「コンピュータ」を選んで経由して下さい。
5.ファイルブラウザでCドライブのルートが開いたはずです。フォルダとWindowsとかProgram Filesが、ファイルだとAUTOEXEC.BATとかCONFIG.SYSとかあるはずです。通常boot.iniもありますが、あなたは故意にコレを削除したと言うことなので、見当たらないはずです。
6.マウスポインタをアイコンとアイコンの間などの白い空白部分に持っていって、右クリック。ドキュメントの生成→空のファイルをクリック。
7.1つファイルが新規作成されているはずです。ファイル名が反転していると思いますから、名前をboot.iniに変更して下さい
8.今度は、今作ったばかりのファイルのアイコンの上で右クリック。開くを選びます。ダイアログが出るので「表示する」をクリック。
9.テキストエディタ(gedit)が開いたと思います。以下の5行を書き込んでください。(文字も空白も全て半角)
-------------------------------------------------------------
[boot loader]
timeout=30
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional" /noexecute=optin /fastdetect
-------------------------------------------------------------
10.ツールバーの保存アイコンをクリックして保存し、右上のXでgeditを閉じます。続けてファイルブラウザも同様に閉じます。
11.画面右上に電源アイコンがあるはずです。クリックして再起動を選びます。CDを抜いて通常のHDDからの起動をさせて下さい。
以上です。NTFS領域への書き込みに絶対の信頼があるわけではないことを理解したうえで判断願います。
ところで当方でboot.iniのみの削除実験をすると、確かに「無効なboot.ini……」というメッセージは出るのですが、その後、正常に立ち上がります。あなたは、boot.ini削除以外の致命的操作をした記憶はありませんか?もしそうだとすると、この修復法だけでは治りません。
また、上で紹介したboot.iniの書式は、XPがCドライブでシステムがWindowsフォルダの場合です。特殊なことをしていなければこの通りですが、マルチブートだったり、Win2000からのアップデートでシステムフォルダをWinNTにしていたりすると、記述を変更せねばなりません。前に書いたように、是非検索して書式の理論を理解してからおやり下さい。