タイトル | : Re: PE2.0&VistaPE |
投稿日 | : 2009/08/05(Wed) 07:58:18 |
投稿者 | : UiUicy |
74part4さんはこの分野の第一人者ですから、大学生が小学生に質問しているようなもので恐縮するかぎりです。ですがせっかくのご質問ですのでお答えします。
WinBuilderのMainConfigurationで、ブート方式を3パターンの中から選ぶラジオボタンがあって、一番上はGRUBでマルチブートするもの、2番目は推奨のRAMディスク方式、3番目がWIMの中身をばらして配置した媒体から起動するタイプですね。確かに3番目はバグ持ちで、デバッグ用に限定と書いてありますね。
私がWinPEで紹介している方法は、多分3番目と同じ概念です。ただしこれはMicroSoftが配布している公式ドキュメントにも載っている方法でもあります。私のところで配布しているバッチファイルにWinPE.chmを同梱してありますが、WinPE3の方のヘルプの「Walkthrough: Boot Windows PE from CD-ROM」はその一例です。PE2.0のほうもどこかで読んだ記憶がありますが、ちょっとどこに書かれていたか忘れてしまいました。(Boot LandのForumだったかも)
「MicroSoft公認の方法なので安心」かどうかは議論のある所でしょうが、私個人的には結構安心かな(笑)。それと私の興味の中心はWinPEとかVistaPEそのものではなく、それらをレスキューツールとして利用することにあるので、512MB未満のメモリ環境でも起動するPEには魅力があるわけです。これは紹介しておきたいと思ったわけです。
WinBuilderに関しては、スクリプトを詳しく吟味していないのでなんとも言えませんが、製作者側が推奨しないということなので何か問題があるのでしょうね。ただVistaPEはWinPEとはもはや別物と言って良いほどカスタマイズされているので、同じ次元で語れるものではないとも言えます。
ちょっと話があちこち飛んだのでまとめると、この方法は絶対安全だと保証出来るかと言われれば、もちろんノーです。私自身は最低限の作動確認しかしていません。もしかするとなにか致命的なバグがあるのかもしれません。ぜひ74part4さんにも検証していただけると幸いです。