【Virtual Floppy Drive】を使用した仮想FDイメージ作成法

  1. VFDを起動し、[開始] ボタン をクリック。 (まったく初めてVFDを使用する時は、[インストール]ボタンからスタートする。) 開始種別は、「手動」にしておき、必要な時に開始するようにしておけばよいだろう。「自動」は常に仮想FDを常駐しておきたい人向けだ。
    [ドライバ]タブで[開始]
  2. [ドライブ0タブ]に切り替える。私の場合、[変更...]ボタンを使って、ドライブ文字をBドライブ固定で割り振った。[開く]ボタン をクリック。
    [ドライブ0]で[開く]
  3. [イメージ]欄を空欄にしたまま[作成] ボタン をクリック。 メモリ上にRAMディスクができる。(先に[イメージ]欄にファイル名を入れておいて、[ディスク種別]をFILEにしておけば、この段階でイメージファイルが作られる。お好きなやり方でどうぞ。)
    そのまま[作成]
  4. [フォーマット] ボタン をクリックする。(本来は不要だが、先にこれをしておかないと、私の環境ではOSごと落ちる状況が頻発した)
    [ドライブ0]タブで[フォーマット]
  5. マイコンピュータを開き、仮想FDのアイコンのコンテキストメニューの [フォーマット...]をクリック。
    マイコンピュータでフォーマット
  6. [MS-DOSの起動ディスクを作成する]にチェックをつけ、[開始] ボタン をクリック。これによって、仮想FDのブートセクタが、NT系のものから、9X系のものに変わる。
    MS-DOSの起動ディスクを作成

    5〜6はWindows XP のみの機能で、Windows 2000では不可能だ。Windows 2000では代わりに、こちらの方法で、仮想FDにMS-DOS起動ディスクを作成する。

  7. 仮想FDの中に新しいファイルが新規作成されるが、これらのファイルは不要なので削除する。9X系のブートセクタが欲しかっただけなのだ。なお下図のように、隠し属性、システムファイル属性のファイルも消去するので、あらかじめフォルダオプションでそれらのファイルも表示させるように設定しておく方が好ましい。
    仮想FD内のファイルを全削除
  8. あらかじめ用意しておいた21個のファイルを仮想FDに書き込む。方法はお好きな方法でよい。下図ではコンテキストメニューの [送る]-[5.25 インチ FD (B:)] を使って行っている。
    仮想FDにファイルを書き込む
  9. VFDコントロールパネルで[閉じる] ボタン をクリック。 ([保存...]ボタンでも良い)
    [ドライブ0]タブで閉じる
  10. メッセージボックスで [はい] ボタン をクリック。
    確認ダイアログ
  11. 保存先を指定して[保存] ボタン をクリックする。 これで、仮想FDイメージファイルが出来上がる。
    名前をつけて保存
  12. VFDコントロールパネルでもう1度[閉じる] ボタン をクリック。 現実のフロッピーで言うと、ドライブからディスクを抜き出す作業に相当する。
    [ドライブ0]タブで閉じる(その2)
  13. [ドライバ]タブで[停止] ボタン をクリック。VFDが終了する。
    [ドライバ]タブで[停止]

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